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6月11日(土)、宮城県・名取市閖上にて2023東日本選手権大会レースが開催された。
Team KOKUAからは金子 ケニー(Kenny Kaneko)、馬場 なつみ(Natsumi Baba)が出場した。
本大会は、川から外洋、水路をめぐる、フラットからかなりラフな海面まで、コンディションの変化に富んだ、13kmのコース設定。
穏やかな名取川は、河口に近づくと一気にその表情を変え、波が割れるサーフポイントとなり、外洋に出ればそのうねりは激しく、選手の足元を掬いも、後押しもする。外海のレグを抜けると、風の影響のないフラットコンディションでゴールまで駆け抜けるという、国内レースではなかなか味わえない変化のあるコースであった。
13kmの予定であったが、直前のコース変更もあり、15kmを超える距離に。
荒れた海面を漕いだことのない選手も多かったが、ほとんどの選手がこの難しいコース・コンデイションを漕ぎ切っていた。
下記、選手レポート
【金子 ケニー】(Kenny Kaneko)
Result:
14ft レースボードクラス 男子 13km 優勝 (1:39:11)
●Board:FLY PRO 22.5
●Paddle:KK Mini
●Fin:FIA
「川のレグあり、海のレグあり距離も15kmと漕いでいてなかなかエキサイティングなレースでした。大会前後に東北の皆さんと一緒に過ごした時間も楽しませて頂きました。(中略)勝ち負けよりも、大会会場で他のパドラーたちとコミュニケーションを取ったり交流するのが今の自分にとっては一番の楽しみです。(Instagramより抜粋)」
【馬場 なつみ】(Natsumi Baba)
Result:
14ft レースボードクラス 女子 13km 優勝 (1:53:03)
●Board:FLY PRO 24
●Paddle:KK PRO HA Skinny
●Fin:FIA
「変化に富んだコースを想定し、荒れた海面ではFLY PRO 24の幅に助けられました。安定した足場を確保して漕ぐことで、強いうねりの中でも自分の漕ぎができたと思います。フラットな川・水路のレグは少し苦しかったですが、抵抗の少ないFIAを選んだことで、ボードの重さに負けずに漕ぎ切れました。荒れた海面での対応力、レース後半であってもここぞというところで仕掛けられる、体力やテクニックを身につけたいです。とてもアットホームな大会で、リラックスして楽しめました。」
日に日に気温も高くなるにつれ、レースシーンも佳境に。全国各地で毎週末のようにレースが開催されている。
KOKUAのボード・パドルをレース会場で見かけることも多くなった。KOKUAのボードやパドルが各地のレースを駆け抜け、盛り上げていくのが楽しみである。