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2025年3月2日(日)、横浜国際SUPマラソンが横浜市内を流れる大岡川で開催された。
今大会は、シーズン序盤ながら国内最長の22kmという過酷なロングレース。横浜のシンボルでもあるみなとみらいを背に、150名を超えるパドラーが川いっぱいにラインナップした。
KOKUAからは、馬場なつみ (Natsumi Baba) がエリートクラスに参戦。
暖かな陽気の中、街中を流れる川というユニークなコースに挑んだ。
本大会の特徴は、自然環境下で行われる一般的なレースとは異なり、横浜の中心部を流れる川で開催されること。
コースは11kmを2周する設定で、20以上の橋脚をくぐり抜けながら進んでいく。
一見フラットな水面に見えるが、実際には川幅が狭く、スタート直後からの引き波やバックウォッシュにより、スタート直後から艇団がまとまるまでの間は常にチョッピーなコンディション。
集団がまとまり始めると、勝負の鍵を握るのは漕ぎのパワー・持久力・精神力。
22kmという長距離をいかにエネルギーを温存しつつ、ドラフティングで駆け引きを制するかが勝敗を分けるレースとなった。
馬場なつみ レース後コメント「シーズン初戦にして最長の22km。今年で3年目の挑戦になるが、やはりタフなレースだった。
毎年、このレースは基本的に”一人旅”になる展開が多いが、今回は中盤から最終1kmにかけてドラフティングで集団を引っ張り続けた。
体力が限界に近づく中、最後の500mでのスプリント勝負に持ち込まれ、追いつけず2位という結果に終わった。
素直に悔しいが、この結果を受け止め、今シーズンに向けてさらに意識を高めていきたい。
ボードは FLY PRO 21、パドルは KK HA Skinny、フィンは FIA。いつものギアで挑んだ。」
寒さがまだ厳しい中ではあるが、SUPレースシーンはすでにシーズンイン。
本大会でもKOKUA FLYシリーズや、昨年度ローンチしたFLY LITEシリーズを使用する選手が多く見られ、2025年シーズンのさらなる盛り上がりが期待される。
今シーズンもKOKUAユーザーの活躍に注目したい。