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3月19日(日)、神奈川県横須賀市・野比海岸にて北下浦ふるさとマラソンが開催された。
ビーチサイドコースを陸上マラソン(RUN)と海上マラソン(SUP)が同時に走る世界初のマラソン大会である。
海沿いを走るマラソンランナーたちと併走する本大会は、コロナ禍の影響もあり、実に4年ぶりの開催となった。
当日は南岸低気圧が通過し、早朝から午前中にかけて北風が強く、初心者にはハードなコンディションであった。
本大会には、Team Generation Nextから小澤 良奈(Ranai Ozawa)が出場。
北風が強く、バックウォッシュによって足をとられる海面でのスタートをうまく決め、トップの選手と攻防戦を繰り広げ、最後のビーチランで勝利を掴んだ。
下記、選手レポート
【小澤 良奈】(Ranai Ozawa)
Result: SUP 5kmハードボード14ft以下男子
00:34:51 優勝
「5キロのbeach startでスタート後、沖合のブイを回って岸に戻り、テトラ内の穏やかな海域を往復するレースでした。
展開としては、沖合はテトラの外だったので風が強く吹いていた状況で、1位の選手には追いつけませんでした。その後テトラ内に入り、穏やかな海面で調子を上げることができ、1位の選手の後ろに付くことが出来ました。その後は先頭になったり2位になったりでした。
反省点としてはターンのところでインを取ることが出来なかったこと、コンパクトに回ることが出来なかったこと、最後のターン前にリードされて、上陸は2位でした。」
Board : FLY PRO 22.5
Paddle : KK V3 2pcs
Fin : Wizard
昨年SUPを始めたばかりの彼。
初めて出たレースはインフレータブルタイプのレジャーボード、KOKUA GLIDE。
そんな彼は貯めたお小遣いでレースボードを手に入れ、コツコツと地元藤沢・江ノ島で練習を重ねている気概の持ち主。歴が浅いながらも、努力家の彼は日に日に成長している。その努力の結果が現れたレースとなった。