英語が苦手な愛好家レベルのSUPperが海外レースに参加してみた(レース編)

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初の海外SUPレース体験記、準備編に続き肝心のレース編に移りたい。この文章は泥酔状態で書いていることをあらかじめお詫びしたい。

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実はケニーさんからあの人が会場に現れる可能性が高いと聞いていた。トラビスには熊野であった、カイ、コナーには葉山であった、残るトップランカーはあの人しかいない。そうダニー様である。
まさかとは思いながらも、レースミーティングの時間となり、コースディレクターの話を聞いていると、、、いた、、、よんれいよんって書いてある帽子を被った人がいたのである!この話にはオチがありますが、それは後ほど。

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<各選手のボード事情>

日本ではレースボードと言えば12.6ft、私見ですがブランドとしてはスターボードとナッシュが多いように思う。だが、このレース会場は、もちろんこの2社のものもあるが、404、Infinity、RIVIERA、Lahui Kai、JP Australia、SIC、NSP、Laird、そして私が普段使用し今回借りたBICと、とにかく様々なメーカーのボードが並んでいる印象を受けた。

また、今回は湾内とハーバーを使ったフラットレースということもあるのか、14ftのボードを使う選手が多かった。日本ではありえない光景である。私が知る限り14ftボードの保持者はプロ選手を除き、横浜、広島、平塚で1名ずつである。具体的な数字でいうと、今回SUP以外も含め数種類のレースが開催され、SUPメインのものはBoard Raceの名で122名が参加、プローンパドルが11名、SUP14ft以上が66名、SUP12.6ftが48名であった。

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<5.5マイルのコースはどんなものであったか?>

前述のとおり湾内とハーバーを使ったコース。ただ、似たようなレースは日本では経験がない。強いて言うならば、千葉の一の宮と15年のWaterman Leagueを足して、高級リゾート感をガンガンにふりかけた感じといったところだろうか。ガンガンにである。

NACのあるNewport Beachのビーチからボードを出廷し、スタート地点へ。海上スタートし、湾に沿ってパドルし、バルボア島橋をくぐりターンして戻ってくるというコース。事前にパドル葉山のモエさんからバルボア島は素晴らしいと聞いていた。本当にヤバかった。聞くところによると、バルボア島は超高級リゾート地であり、バスケのデニス・ロッドマンも家を持っているとか。Wikipedia情報ではそもそもNewport Beach住民の四分の一が年収2,000万円以上とのこと。そんな高級別荘地を見ながらパドルするコースであった。

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<レース結果及び展開>

実は、 20〜39歳の12.6ftSUP部門で3位入賞した!と聞こえはいいが、実はBoard Race122名参加で92位であったw 結果はpaddleguruに全て掲載されているので、詳細を確認されたい方はそちらを参照されたい。

https://paddleguru.com/races/NACHalRosoffClassic2016/

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今回は海上スタート。ビーチスタートは得意とするが、約85キロの体重にBic Wingの重さではスタートで勝負をかけるのが難しかった。
完全な完全な言い訳であるが、ここのところ全日本選手権以来の指痛のためSUPは月に1回程度。とは言え、スタートはまずまずで群衆の中につけたが、次第に12.6ftの同世代に抜かれ始めた。

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ここからが定番の自分の心の中でおかしな対話が始まる。大変失礼な言い方ではあるがおじいさんに抜けれ、心の中では「彼らは14ftだからね」と必死で自分に言い聞かせ、こちらも大変失礼な言い方ではあるが女性に抜かれ、心の中ではもう自分に言い聞かせる言葉が見当たらなかった。。。最後には小学生にもきっちり順位を譲ることになった。
Garminのデータからは4キロ以降からの見るも無残なタイムが、、、こうもデータではっきり自分の体たらくをまざまざと見せつけられてしまうと、これからのビックデータ時代が本当に不安になる。

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<本大会の雰囲気と2年ぶりのチェイスとの再会、そして、、、>

日本での大会と比較し、ジュニアの選手や高齢の方の参加が目立った。そんなこともあり、非常に温かい雰囲気の大会であった。
朝の7時受付、9時15分スタートで複数部門のレースが開催され、途中ではケータリングで昼食がサービスされ、希望者には商品のあたるくじ引きもあった。目玉商品はサーフボード。
日本のように表彰式は存在せず、参加者全員に配られるメダルを受付に自分で取りに行き(カテゴリー別の順位により首にかける紐の色が違う)、流れ解散の運営であった。
私は日本では14年のWaterman Leagueで来日した当時BICライダーのチェイス・コスターリッツ選手(現在はJP Australiaのライダーのよう)の使用したボードをBIC社のご厚意で購入させていただき使用している。彼が会場にいたのでその旨伝え談笑。前回の来日に満足したようでまた日本に来たいとのこと。次回日本で再会することを約束した。

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こんな感じでトップ選手とも話せるなら、あの人とも話すしかない。僕の中の勝手に日本代表感が発動され、日本から来た旨、日本のみんなが来日を心待ちにしている旨伝えようと、頭の中で英作文が行われた。
あのダニー様に失礼があってはイケない。頭の中での文法チェックはバッチリ、大学受験ありがとう、三単現のSにまで気を使った。だが、ここに来て妙な緊張感がうまれる。恋?いや自分は女性が好きだ。なんでこんなにドキドキしとるんや。
ダニー様は、404チームと談笑したり、OCの片付けをしたりしとる。邪魔したらイカン。タイミングが見当たらん。もしかしたら、彼はオレが話しかけようとウロウロしとることがバレとるかもしれん。。。結局、話しかけられずに終わる、チーーーーン。これがことの結末である。。。

Anyway, ここからは総括にうつる。

<総括>

正直準備周到なつもりではいたが、結果オーライが多かったことは否めない。
初の海外レースとしてよかったのは、海ではなくフラットレースであったこと、トップランカーだけでないアットホームな雰囲気のある地域と主催者が行うファンレースであったことである。
この2つは多分大丈夫であるだろうとの推測はしていたが、ぶっつけ的な要素があった。そういった意味でもよく知った人が引率してくれることが望ましいことは間違いない。逆に結果論ではあるが、このレースは初レースとしては持って来いとも言えるので、今後海外で一度はと思っている方にはオススメできる。

最後に、今回の体験がみなさんの参考になっていれば幸いである。長文・駄文をこの場を借りてお詫びしたい。こんな体験談を今シーズンのレース会場でみなさんと話ができたらと思いながら、このレポートを終わりにしたい。

Paddle with Aloha,

大屋俊一郎

<補足>
公式写真:https://www.smugmug.com/gallery/n-jzThHg/
ONIT PROの写真:https://www.facebook.com/onit.pro/photos_albums
TOTALSUPの記事:http://www.totalsup.com/en/articles/item/708

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文:大屋俊一郎。神奈川県茅ヶ崎市在住。最近スタートだけは速く、その後すぐに失速することで一部では有名なお笑い担当の週末SUPパドラー。つけられたアダ名はラバーバンドマン。2年前よりKokua Supクリニックやアカデミーに参加

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