英語が苦手な愛好家レベルのSUPerが海外レースに参加してみた (準備編)

posted in: 未分類 | 0
ひょんなことからタイトルのようなプロファイルを持つ人間が、アメリカのSUPレースに参加することになった。ケニーさんとチャットした結果、この体験は日本の他のパドラーにもきっと参考になるだろうとのことでこの場を借りて大会参加のレポートをさせていただく。アホな奴もおるもんだなと笑って頂き、そういう楽しみもあるね、オレも私もチャレンジしてみようかなと思っていただければこれ幸いである。準備編とレース編の2回に分けてレポートする。まずは準備編。
写真0
<きっかけ>
 
仕事で2週間ほどサンフランシスコ界隈に出張に行くことになった。週末の過ごし方を思案し、可能性としてはかなぁ〜り低い案の1つとして念の為、本当に念の為調べてみることに。アクセスしたのは、こんな時の www.supracer.com である。時系列に並べられたレースリストから自身のスケジュールとエリアを照らし合わせる。ガッデメッ!
写真1.0
ジャック・バウアーがテロリストでも見つけたかのような驚きの声をついついあげてしまう。が、興奮した自分を落ち着け、本当に参加できるか残る課題について冷静にリストアップしてみることに。時間はかからなかった。要は、カルフォルニアでも場所はどこなのか、道具の確保は出来るのか、金はいくらかかるのか、細かなことは他にもあるがこの3つが揃えば及第点だろうと判断。
<ニューポートってどこやねん?>
今回参加できそうなものは、Newport Aquatic Center、通称NACが主催するHAL ROZOFF CLASSICという大会で、SUP以外にもアウトリガーカヌーやサーフスキー、プローンパドルでも参加でき、今回で開催が20回目と歴史がある。
Screen Shot 2016-02-09 at 12.42.23 PM
Screen Shot 2016-02-09 at 12.42.57 PM
NACのウェブサイトfacebookページンクの貼られていたオンラインで参加登録のできるpaddleguru.comをくまなく確認。場所はニューポート?、、、カルフォルニア渡航歴5回程度の私ではさっぱり見当がつかず、困った時のGoogle Mapでサーチ。
写真2
ロサンゼルス近郊で、南に少し行けばBattle of paddlePacific Paddle Gamesでお馴染みのDana Pointや、北に少し行けばWaterman Leagueでも記憶に新しい (サーフィンの世界ではそもそも有名らしい) Huntington Beachがあることがわかった。これならLAにいる親戚に会いに行こうと思っていたので尚更都合がいい。課題1クリア。
<こればっかりは仕方ない>
次は道具。レースはどうやら5.5マイル。キロにするときは約1.6倍だから8.8キロ。慣れてる距離とはいえ油断はできない。面倒だが普段使い慣れているパドルの持参を決意。問題はボード。これがなきゃ話にならない。以下の内容をNACの問い合わせフォームから送信し、返事を待つ。Webには普段レンタルを行っている記載はある。なんとなくBIC社のWingっぽい。安定性は抜群!でも超重い。夢に見た海外レースがそこまできているのだ、贅沢は言えない。
Screen Shot 2016-02-09 at 12.49.14 PM
1日目返事なし、、、2日目もダメかと思ったその時、イエスっ!高須クリックもびっくりのイエスがついつい口から溢れた。何度かメールをやり取りしとにかく借りれることは確認できた。細かいことは分からない、でも借りられる。残すところはお金となった。
<想定外の出費>
レース参加費は25ドル。安っ!仕事で滞在しているサンフランシスコ界隈からロサンゼルスまでは飛行機で1時間半。ロサンゼルス国際空港からニューポートビーチまでは車で1時間以内のようだ。親戚に会う用事もあったため、飛行機代、ホテル代やレンタカー代は想定内。基本的にエクスペディアで予約、宿も会場近くの安いモーテルにした。レンタカーはパドルが入らないとまずいので、でも大きすぎないトヨタのカローラクラスを指定。これなら助手席を倒せば後部座席のドアからスルッと押し込められる。気になっていたのがパドルを飛行機に持ち込む追加料金。念のため日本からの便である全日空に聞いたところ規定のサイズ内なので、追加なしとのこと。米国国内線はケニーさんに聞いたところ今まで要求されたことはないと。

Screen Shot 2016-02-09 at 12.51.31 PM

だかしかぁ〜し、国内線で使用したユナイテッド航空では搭乗手続きの際、片道で200ドル取られてしまったのだ、、、orz 私は英語が苦手なのでコンピューターでエントリーしたのだが、どう考えてもパドルの長さはオーバーサイズなので払えと、、、その辺の係員をとっ捕まえて交渉する勇気はこの時私にはなかった、、、不思議なのはここからで、帰りの便では1ドルも取られなかったのである。裏話があり、帰りは早く空港に着いたので早い便に変更しようとしたところ間違えて次の日の便に変更してしまったのである。元に戻すよう係員にお願いしたところ、そもそもオーバーブッキングの便だったので戻せない、ファーストクラスなら空いているけど11万円かかると、、、泣く泣く元の便に乗れるかどうか分からないスタンバイリスト入り、パドルだけはしっかり頼むと係員にお願いした。搭乗手続き終了。元々の問題は、追加料金なしで済んでしまった。元々いらないものなのか、はたまた交渉の余地のあるものなのか正確なことは分からないが結果はこの通りであった。
余談であるが、昔出張が多くスターアライアンスゴールドメンバーだったこともあり、スタンバイリストは上位。なんとか元の便に乗ることができ、無事サンフランシスコに戻ることが出来た。なお、ボードレンタル代であるが、NACの場合1時間20ドルとのこと。だが今回はレースでの使用ということと、朝の受付でゴタゴタしていたので結局ただで貸してもらえた形となった。ここはラッキーだった。
<とにかく面倒くさいこと>
クルージングでなくレース、しかも距離は約9キロでレンタルボード、どんな力量のメンバーが参加するかもわからないとそれなりに準備は必要。今回ボードだけは借り、パドル、PFD、ハイドレーション、リーシュ、ウェアは日本から持参することにした。とにかくパドルは目立つ。話しかけるなオーラを全身にまとっていてもそうは問屋が卸さない。電車の中でも、スーパーでもなんだ、かんだと話しかけられる、気をつけろっ!イッツ・ア・パドル。ドウ・ユー・ノー・スタンドアップパドル?の後に満面の笑みでその場を離れ乗り切った。これはまだいい方で1番厄介なのはこれ。
Screen Shot 2016-02-09 at 12.55.50 PM
膨張式のPFDである。預ける荷物に入れてX線で引っかかって、全出しされるのは嫌だったので、手荷物の中に入れて運んだ。案の定100%の確率でXに引っかかり、こっちへ来いと誘導され、これはなんだと聞かれる。イッツ・ア・パーソナルフローティングデバイス・フォー・マリンスポーツ。必要に応じて、もし海に落ちたら、これで浮くことが出来るとか言ったら通してくれる。でもこれを毎回やらないといけないのが難儀である。
<いよいよレース編>
長々と準備に関して綴ってみた。参考になったであろか。この後、実際のレースの模様をお届けする。あの場所でレース出来たことは一生の思い出になった。一生の思い出になった理由のひとつはあの人が会場にいたからである。続く
Screen Shot 2016-02-09 at 12.57.45 PM
12049407_10208326013494795_774221972853212334_n
文:大屋俊一郎。神奈川県茅ヶ崎市在住。最近スタートだけは速く、その後すぐに失速することで一部では有名なお笑い担当の週末SUPパドラー。つけられたアダ名はラバーバンドマン。2年前よりKokua Supクリニックやアカデミーに参加

Leave a Reply